復活!今日の大竹


大竹と言っても、大竹まことや、さまーず大竹ではない。
大竹とは、私がリスペクトするアーティスト・大竹伸朗氏のことである。
(あえて「現代美術」のアーティストとは言いたくない。
かつて氏のトークイベントで「なにが現代美術だよ、ンなこと関係ねえよ、
俺はただ描くだけなんだよ!」とおっしゃたのを目の当たりにした。)


過去のblogで、街で見かけた、私が独断と偏見と直感で
これは大竹伸朗的なるものだと判断したものを採取し画像をUPする
というのをやっていたのだが、残念ながら3日坊主に終わってしまった。


で、本日は目出たく復活となった記念すべき1枚を公開
とは言っても、この画像自体は昨年の晩秋に採取したものだから
決して新鮮なものではないが、お蔵入りにするのは勿体ない程
今見てもインパクトのある看板である。


私がこの看板を発見した時、隣に「ニューシャネル」とか「別海」とか
「歌志内」とか「ケルン」とかあってもおかしくないと素直に思った。
たぶん大竹伸朗を知らない人達からすれば
和食処なのに「アウーム」というネーミングの方に惹かれたかも知れない
でもVOWに投稿してもボツになっちゃうよ、きっと。


私が推理するに、この看板は、この店の店主が
隣接する某芸大の生徒に描かせたのではないかと
そして、その生徒が大竹伸朗が好きだったのではないかと思うのである。


で、この時は、この食事処に行ったのではなく
その隣接する芸大の学園祭に行っていたのだが
この写真を撮った時は、まったく普通の状態だったのが
その直後に遅い昼食をとっていた最中に、なにやら寒気がして
そのうち、やたらと鼻水が出てきて、手持ちのティッシュでは足りず
大学前の99ショップで10個パックのポケットティッシュを買い
学園祭ライブの会場である講堂に向かうも、なんだか足元がフラフラ


開演前に、すぐ横にいた若者2人の会話が耳に入る。
1人が後ろの方で立ってる男性がレイ・ハラカミに似てると言うと
もう1人が、ほんまに似てるわと答える。
そこで私が一言
「にいちゃん、あれはレイ・ハラカミ本人や」
本人が居ても何もおかしくはない
ここは京都だし、これから始まるライブは
彼とは仲良しのASA-CHANG&巡礼だから。


ほどなくしてライブは始まったが、床に座して聴くライブなので、ちょと安心
しかし、なんだか首から上が熱く、頭がボーっとしてくる。
音のせいなのか、それとも・・・・


続いて七尾旅人勝井祐二の登場
これも座ったままでよかったのだが、これはもう間違い無く熱があると感じる。
でも、ちゃんと最後までしっかり聴いて
帰ろうと思って、立ち上がった時には
ものすごく身体が重く感じられた。
それでも、さっきのレイ・ハラカミの例もあり(駄洒落じゃないから!)
もしかして、また誰か居たりして、と思って振り返ると・・・・


居た、山本精一が!
居るよな〜山本精一、近所に住んでるもの。


そして風邪っぴきの身を案じ、風邪を撃退するには身体を暖めること
それも中から、それは思いっきり辛いものを摂取すること・・・・
バス停を一駅歩いて時々おじゃまする四川料理の店に行き
真っ赤なスープが鉢いっぱいに張られた担々麺を食す
(これを食べた後1週間程、味覚と嗅覚のない生活となる)
実際に高熱を発してからでは、この程度のものでは(相当な激辛)
汗の「あ」の字も出ないし、身体も温まらないことがわかる。
それほど、風邪は悪化していた・・・・


帰りのバスに20分程ゆられている間
正直、朦朧としていて、かなりぐったりだったにもかかわらず
バスが電車の乗換駅に着いた時、何を思ったか
駅ではなくタワレコに直行し、CDを何枚か買ってしまった。
これも熱に浮かされていたせいか?


自宅に辿り着いて(どうやって帰ったのか記憶がない!)
熱を計ると、軽く38度越え!
そらフラフラするわ・・・・


そんな事を思い出しながら、今後は定期的に
「今日の大竹伸朗」シリーズを更新しようと固く心に誓うのだった。
全国の大竹伸朗ファンの為にも私は立ち上がる!

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