Oh!江戸!そうさ、もう…その2・いつか見たあのファンタジー


さらにさかのぼること3週間ほど前
この窓の向こう側に私は居て
それはまるで夢の様な一夜で
何を何処に飲んだり食べたりして
それがどんな味で
友と何を話したのか
全て吹っ飛んでしまうくらい
ドキドキ、バクバク、あわあわしていて
瞬きするのがもったいなくて
でもまともに見てしまうと石になってしまいそうで

だって私のすぐ前に席は無く
目の前には細野さん
細野さんまでの距離は2mあるかないか
何があっても泣くものかと思っていたのに
この歌で、やっぱりダメでした

はらいそ

はらいそ

初めてこのアルバムを聴いた当時(リアルタイムです)
正直、一抹の不安を覚えました
何かが今までと違う
細野さんが何処か遠い所へ行ってしまう…
その不安は的中し
Y.M.Oを拒絶する日々が始まるのでした
もちろん大人になった今ではY.M.Oも好きですが。


細野さんが作った曲では「恋は桃色」が一番好きだったんですが
あのビルボードLIVE東京の夜
「はらいそ」が始まり、この窓のカーテンが開き
バックに広がるTOKYOの夜景を見てからは
「はらいそ」ばかり聴いています。